世界同一賃金の影響を考える|優秀な人材確保を狙うユニクロ

ユニクロが世界同一賃金を導入

http://www.asahi.com/business/update/0423/TKY201304230001.html

ファーストリテイリングが、ユニクロでの世界同一賃金の導入を発表しました。

どういうことか

これはどういう狙いなのか。柳井さんいわく、

「世界中で同じ仕事ならば同じ賃金にし、いつでも異動できるようにする」

ということらしいです。現在は各国の物価に応じて給与水準を変えているところを、世界同一賃金として統一することによって、国をまたいだ異動をしやすくする狙いがあるのです。

日本人の中国店舗への異動、逆に中国店舗から日本への異動をしやすくする。つまり、どこの国へ行っても、同じだけの仕事を期待されるということです。日本人だから、外国人だから、という差をなくす意図も感じます。

光と影

photo credit: EmreAyar via photopin cc

photo credit: EmreAyar via photopin cc

この制度のもとでは、国籍関係なく同じ水準で評価をされるため、日本人も中国人もなく、すべての社員が出世にチャレンジできるため、会社としては優秀な人材を確保できる良い仕組みでしょう。

しかし、出来るひとはとことん報われていくシステムではあるけれど、逆もしかり。今までは日本人は高給取りだったけれど、この制度の導入により給与が下がる人も出てくるでしょう。

そして、社内での競争の激化も考えられます。競争に勝てるひとはそれで良いのだけれど、競争なのだから「負け」る人も必ず存在します。その人たちの待遇がどのようになるのかも気になるところです。

私は成果主義も行き過ぎると危ういと考えています。私は、ファーストリテイリングのような成果主義の企業に務めることを考えると「仕事の競争に生活が侵食されないか」というところが気がかりです。

スポンサーリンク







シェアする

フォローする