【なぜ世界文化遺産?】富士山が自然遺産ではなく文化遺産に登録される4つの理由

世界遺産に登録される富士山

富士山が世界文化遺産に登録される!というニュースが今月頭に報じられ、かなり情報が浸透した頃かと思います。

富士山、僕も学生のうちに行きたい(現在4年)と思っていましたけれど、この世界遺産登録によって混雑が予想されるのでちょっと心配ですね。

円安の影響もあり、外国人の旅行客が日本を訪れやすくなって経済的な環境は良くなっていますけれど、これは自然環境にとっては最悪な事態になる可能性もあります。

一部のマナーの悪い観光客による”ゴミ”の問題がありますからね。これについては徹底した対策を取っていかねばなりません。

富士山はなぜ文化遺産なのか。自然遺産ではないのか

さて、ゴミの話とも関係して、富士山が世界文化遺産に登録される、と聞いて若干の違和感を感じますよね。

富士”山”なのに、自然遺産ではなくて文化遺産なのです。さて、それはなぜなのでしょうか?

富士宮市のホームページに詳しい解説が載っていたので引用させて頂きました。http://www.city.fujinomiya.shizuoka.jp/isan/sekai-hujisan.htm

理由1)既登録地との比較・・・既に登録されている世界遺産と比較してみると、円錐形の独立峰の山は世界にいくつか存在している。複合遺産)「トンガリロ国立公園内の山」(ニュージーランド) など

理由2)多様な火山タイプを含んでいない・・・富士山は「成層火山」である。火山としても既にもっと激しい活火山活動の山が登録されている。 自然遺産)「ハワイ火山国立公園」(アメリカ合衆国 など

理由 3)利用されすぎによる改変 ・・・「自然遺産」は自然の雄大さがそのままの状態で保たれていることが重要である。しかし現在の富士山は、我々人間によって利用されすぎてしまい、本来の自然が残っているとはいえない状況にある。

理由 4)ごみ・し尿処理などの問題・・・富士山は長年、ごみの不法投棄や産業廃棄物の場所として活用されてきてしまったり、登山道のトイレ整備が確立されていなかったりと管理体制の確立が必要である。

このような理由から、富士山は自然遺産ではなく、文化遺産ということでした。
文化遺産の概念として「文化的景観」というものがあり、これは「自然環境と人間の営みの中で、信仰や芸術・伝統的風習などが長い年月をかけて地域共同体と結びついた結果形成された風景」という定義です。

富士山は日本人の心!

photo credit: lestaylorphoto via photopin cc

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富士山はこれまで日本人の山岳信仰にも深く関係してきました。

また、北斎の絵画にも登場しているように、非常に長い間日本人の敬愛を受け続けてきました。

今回はそういった面が認められ、文化遺産としての登録に至った、ということですね。

なにはともあれ、世界遺産に登録されるわけですから、これまで以上に大切にしていかねばならないわけです。

みなさんも富士山へ行く際はくれぐれも環境に気を配った行動を心がけましょうね。僕もこの一年でなんとか行きたいものです。

それでは!

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