【名曲紹介】Santana 「Europa」 (邦題:サンタナ「哀愁のヨーロッパ」)

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サンタナ、哀愁のヨーロッパ

今日は僕の大好きな曲をご紹介します!
Santana 「Europa」(サンタナ 「哀愁のヨーロッパ」)

Santana – Europa Live In London 1976

サンタナをご存知の方からしたら「ミーハーもいいところだ!」といわれてしまいそうですが、
21歳の僕のまわりの友人の中にいて、この曲を出してきたらもはや変態です。なんせこの曲が発表されたのは1976年のこと・・・!

しかし、音楽というのは色褪せずにいつの時代にあっても誰かの心を捉えるもの。30年以上の時を経てもなお僕はこの曲の魅力に取り憑かれてしまっています。

語りかけるようなギター

カルロス・サンタナの弾くギターはまるで言葉のようです。

まずイントロの語り始めのメロディから既に、なんてキャッチーなんでしょう。一度聴いたらもう二度と忘れられない、くらいの勢い。
情熱的に語りはじめたかと思えばそこから一度少し口調をゆるめて物語を語るようなメロディに流れていく。
そして、ここだ!!って言う所でサビに突入する。

サビ前の一瞬の”溜め”も、なんとも、まるで告白の言葉を口にする前の緊張感とでもいうのか、「グッ!」と力を込めるような聴き応えのある瞬間です。
カルロス・サンタナの言葉攻めはソロに突入するともう止められません。ひたすらしゃべくり倒しています。

体全体を使って音楽する

動画を見ていただければわかるように、彼は体全体を使って音楽を表現しているんですね。

ギターを弾くそのメロディの一言一言と、顔の表情、そしてのけぞる体の動きで、「声としての言葉」にはならない部分を文字通り”体現”しているのですね。

よく聴いているとリズム的に「走っている」かいないか、「もたっているか」いないか、きわどいくらいにズラして弾いている部分が多々あります。これも僕らの感情を揺さぶる、緊張感をもたせる意味でとても良いスパイスになっていて、余計に彼の言葉に耳を傾ける要因になっていると思います。それがたとえ意図的では無いにせよ、とってもいい具合に曲のシマリを良くしています。

サンタナがギターを通して何をしゃべっているのか、想像しながら聴いてみるのもまた面白そうですね。

それでは!

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