【読書】お金は銀行にあずけるな-金融リテラシーの基本と実践-勝間和代|学校で教えてくれない金融リテラシー

「金融は危ない」が先行する日本での金融啓蒙書

今日は勝間和代「お金は銀行に預けるな-金融リテラシーの基本と実践-」を取り上げます!

「株はアブナイらしい」「FXはハイリスクハイリターンらしい」「投資信託は手数料が高くて損らしい」
世間に流れる投資にまつわるウワサです。

たしかに昔から、株で大損を出して破産に追い詰められる、という話やFXで一時的に大金持ちになった人が次の日には一文無しになる、という怖い話があります。

しかし、この本に言わせてみれば、それらの多くは「金融リテラシー」を持たない人が当然の結果としてそういう事態に陥った、といえます。

書店の投資、資産運用コーナーにいけば「一年で資産を100倍にする方法」とか「年収10億円の秘密」とか、オイシイ話が書かれた本がゴマンと積まれていますが、この本に言わせてみれば、「そんなのは詐欺だ」といえます。

この本を一言で表すとしたら、「金融の世界にオイシイ話はありませんよ」なのです。

金融は、英語や数学と同じで頑張って勉強しないと味方になってくれません。適当な知識で足を踏み入れると、先ほどの例のような事態に陥るわけです。

それでも「手を出さない”機会損失”」を考える

photo credit: JD Hancock via photopin cc

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ならば、きちんと金融を勉強したらよいのです。

書名である「お金は銀行に預けるな」という言葉はかなりインパクトのある言葉ですが、この本の言いたいことを的確に表しています。

日本人である私達の多くはお金は働いて稼ぐものという意識が強く、労働収入こそピュアで美しく、”不労所得”である金融商品からの収入を軽んじる傾向があります。

そしてその多くの人は銀行に預金をし、時には定期預金を契約し、雀の涙ほどの金利で一応、運用をしています。

この本は、そういう「日本人特有の」資産運用をぶった切って、お金を銀行にあずけることのリスクを唱えています。

銀行にお金を寝かせておくことのリスク、とは、何でしょうか。銀行預金は元本保証なのに?なんで?

と思う方は是非この本を読んでいただきたいです。

働いて得たお金の使途はブランドバッグを買うだけではありません。そのお金にも働いてもらえばよいのです。

この世界はそういう仕組みで回っているのですね。善くも悪くも。です。その世界をうまく生きていくには、知ることから始めるのが一番かもしれません。

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