SIMフリーのiPad mini Retinaに月額900円の格安SIMカード「BIGLOBE LTE・3G for イオン」をセットアップ!

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イオン版BIGLOBEの格安SIMをiPad mini Retina SIM フリーで使う!

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今日はiPad mini Retina SIM フリー(香港版)に格安SIMをセットして、モバイルデータ通信の環境を設定する方法をご紹介します!

では、そもそも、なぜ香港版のiPadなのか、なぜauやsoftbankで買わなかったのか、軽く説明しておきます。

通常、日本でiPad mini Retina のCellularバージョンを使うには、auかsoftbankで契約する必要があります。しかし、その場合はデータ通信のプランの選択肢が限られていますし、価格も非常に高く設定されています。

それに対して、MVNO(仮想移動体通信事業者)の提供するいわゆる格安SIMには、様々な会社が提示した多様なプランがあります。そのなかから自分の使い方にあったプランを選ぶことができるのです。

ここで問題になるのが、日本で手にするデータ通信端末の多くにはSIMロックがかかっており、自由にキャリアを選ぶことができない、という点です。

しかし、僕が最近購入したiPad mini Retinaの香港版については、このSIMロックがかかっていません。ですから、自由に好きなキャリアで契約することができるのです。iPad mini Retina本体についてはこちらの記事をご覧ください。【香港版】全世界で使えて激アツ!iPad mini Retina Sim フリー 16GB A1490 Space Gray Wi-Fi + Cellularを買った!!

BIGLOBE LTE・3G for イオンを選んだ理由

そして、数多くのMVNOの中から僕が選んだのはBIGLOBE LTE・3Gです。つまりBIGLOBEのサービスですけれど、中でもSIMカードをイオンで購入できる「BIGLOBE LTE・3G for イオン」の、「エントリープラン」を選びました。プランの内容は、

  • 初期費用:980円
  • 月額:980円(14年11月現在900円)
  • 高速データ通信量の上限:1GB/月(ただし360MB/3日)(14年11月現在2GB)
  • 上限突破後のデータ通信:128kbpsに制限(14年11月現在200kbps)
  • ワイヤ・アンド・ワイヤレス提供のwi2 wifiスポットの利用が無料

他にも同じレベルのサービスを提供しているところはたくさんありましたけれど、これを選ぶ決め手となったのは、

  • イオン店頭で購入すると初期費用である3,150円が980円になる(現在はキャンペーン終了)
  • 広範囲をカバーするwi2のWi-Fiスポットが無料でつかえる

という2点でした。その他のプラン内容については正直なところ全体を見渡してみても一長一短といった様子です。もはや好みの問題でしょう。

パッケージ内容紹介、SIMカードの挿入

それではいつも通り写真を交えてパッケージの内容と設定方法を見ていきましょう。買ってきたパッケージはこちら。iPad mini Retinaに使いますから、SIMカードはnanoサイズです。

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ちなみに、BIGLOBEはNTT DOCOMOの通信回線を利用しているMVNOなので、SIMカードはDOCOMOのものが入っています。(2013年12月時点でMVNOを提供していたのはDOCOMOのみでした)

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パキッとSIMカードを取り外します。nanoSIMカードってとっても小さくて、気をつけていないとどこかに紛れてなくしてしまいそうです。気をつけましょう。

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ipadに挿入します。側面のSIMスロットをピンでつついて、取り出します。

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そこにSIMカードを載せて、本体にもどします。すると、左上に「検索中…」という文字が現れ、しばらくすると「NTT DOCOMO」と表示されます。これでDOCOMOの電波をつかんだことになります!

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iPad本体側でのAPN設定

これからはiPad本体側の設定です。まず、設定アプリのモバイルデータ通信のなかの「APN設定」という項目をタップします。

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ここで、購入したパッケージに書かれているAPN設定を入力すると、下の写真のように通信することができるようになります。

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「LTE回線を使用」をオンにすると、左上もLTE表示になります。

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注:ただし、2013年12月現在、Apple製品でのLTE通信はできないことになっています。

iPadの画面上ではLTEをつかんだ事になっていますけれど、公式サイトによると、

現在、「BIGLOBE LTE・3G」サービスで提供しているSIMカードでは、LTE通信はできません。
LTE通信に対応したSIMカードは、2014年2月頃に提供開始を予定しています。公式サイト

このように書かれていますので、今後登場するであろうLTE対応のSIMカードに交換する方法などは、対応SIMが登場してからレポートすることにします。

追記:この後、SIMを交換しなくてもLTE通信ができることが発覚しました!

オンラインの通信プランの選択と開通設定

さて、iPad本体の設定が終了したら、次はオンラインでの通信プランの設定です。Safariを立ち上げると自動的に申し込みページに繋がりましたので、恐らくiPad本体から既にモバイルデータ通信を使って申し込みができるということでしょう。(一応Wifi環境も用意することをおすすめします)

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これから先は画面の指示にしたがって申し込みを進めていきます。

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ここでプランの選択を間違えないようにしましょう。僕はエントリープラン、月額980円(現在900円)を選択しました。その後は個人情報の入力、各種同意が続きます。

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これで申し込みは完了です!通信に必要な情報はこの画面ですべてですけれど、数日後に同じく契約の詳細が書類で届きます。

通信速度の測定!十分な速度で満足

それでは、通信速度をはかってみましょう。

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自宅ではこのような結果になりました。先ほども書きましたように、おそらくこの結果は3G回線のものです。LTE回線は2014年2月からのサポートになるようなので、そのくらいの時期にもう一度レビューをしようと思います。

ワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi2」Wi-Fiスポットの設定

それではここからはこのプランに無料でついてきたワイヤ・アンド・ワイヤレスの「Wi2」Wi-Fiスポットを設定していきます。(注:エントリープランの場合無料で利用できる端末は1つみたいです)
Wi-Fiスポット:BIGLOBE会員サポート
こちらのサポートページから設定します。

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回線の設定をした際にもらったIDとパスワードでログインします。

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すると、MACアドレスの登録ページが現れます。

ここで端末を識別するためのMACアドレスを登録することによって、登録された端末のみWifiが使えるようになります。

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MACアドレスは設定アプリの「一般」のなかで確認する事ができます。「Wi-Fiアドレス」の項目で確認してください。

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これを入力して登録します。

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これで登録完了です!

まとめ

以上、「BIGLOBE LTE・3G for イオン」の設定方法でした。格安SIMカードは他にもたくさん種類があり、もちろんオンラインで購入することもできるため、いろいろと比較検討してみることをオススメします。月額1000円以下のプランで最有力なのはOCNやIIJ IIJmioですね。こちらも検討してみてはいかがでしょうか?

BIGLOBE LTE・3Gの詳細

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