スマホ第三のOS?「タイゼン」に見る、「勝ち組」と「負け組」の図

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第三のOS「タイゼン」

photo credit: JD Hancock via photopin cc

このニュースを見るまで全く知らなかったのですけれど、ドコモはスマートフォン向けに新OSの開発をしていたのですね。ドコモの他にもサムスン、インテル、富士通などがタイゼンの開発には関わっているみたいです。

ドコモ 、新OS「タイゼン」スマホ発売再延期 「時期適切でない」 | マネーニュース | 最新経済ニュース | Reuters

 

 

 

 

この記事を見ていて、いまさらスマートフォンの新OSを開発する意義はどこにあるのだろう、と思ってしまいました。なぜなら既にほとんどの携帯端末はAndroidやiOSです。そこに新しいOSをねじ込んでいくなんて、果たして可能なのでしょうか?かなり無謀ではないでしょうか?

せっかく新しく開発を進めるのであれば、全く新しい製品にするべきではないか、と思います。

既存のAndroid やiOS搭載のスマホを踏襲するようなモノを作ったところで、それは特に需要を作り出す事はなく、既に成熟しきった市場の残りものを少々もらえるくらいでしょう。

過激な表現かもしれませんけれど、他社のまねごとが得意なサムスンはきっとここにきて焦っているのでしょう。この「タイゼン」にしても、既存の2つのOSの延長線上にあることに変わりはないのです。

しかし、本当の勝ち組になるためには、全く新しいモノを作り、そして消費者の需要を作り出すような戦略を立てていかないといけないと思います。Appleが良い例です。

このプロジェクトに参加している日本企業にも、もう一度戦略の見直しをしていただきたいです。

追従だけでは限界があると思うのです。

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