寒波、寒波と言うけれど、春はそこまで来てるかと。

photo credit: Jeff Kubina via photopin cc

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今日は用事があり、地下鉄に乗って中心街へと向かいました。

車両はいつも以上に混雑していて、連休の中日に意気揚々と街に繰り出してきた家族連れやカップルで溢れています。普段は無口な大人しか通らないホームに小さな子どもの声が聞こえると、なんだか別の場所に来たような気がしてくるほどです。

今日は天気こそ良いものの、春本番と言うには気温が少しもの足りず、交差点で信号待ちしていた人たちは高層ビルから滑り降りてくる風に思わずコートを正して渡っていきます。

春といえば、今春からの消費税増税の駆け込み需要を狙って、至るところでPRのチラシを配ったり、イベントが行われています。

僕自身も、4月から新生活がはじまるにあたって揃えなければいけないものがいくつかあります。その下調べを兼ねて、用事が済んだ後にその喧噪の渦中に飛び込んでみました。

photo credit: swisscan via photopin cc

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新生活にあたって最も需要があるであろう家電量販店にふらりと立ち寄ると、「XPがサポート終了なのでこの機会に買い替えましょう」「いまケータイを乗り換えると○○円キャッシュバック!」「このプリンターはコスパ命なんですっ」普段よりも大勢のスタッフを動員して本気モードの営業トークがそこかしこで聞こえます。

買う買わないは別としても、新しく始まる生活なり仕事に向けての消費行動、そして未来への投資が集積している現場には新鮮なエネルギーが満ちていて、人でごった返している割に案外居心地の良いものでした。

とはいえ、買う気がないのにうろうろし続けるのも申し訳なくなり、しばらくふらふらして帰ることにしました。

人の壁にぶつからないように注意しながらも通り過ぎる人たち人それぞれに目を向ければ、「冬用のコートを着ようか、それとも春を先取りして明るい色を着てみようか」と冬と春の判断をしかねているのが見て取れます。

ひと際明るい色の春服を着た女性たちが「寒いね」と話しているのを聞いて、その言葉の表層の意味とは矛盾して、もう冬は終わりなんだと実感したのでした。

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