新社会人に告ぐ。保険の本質を考えれば医療保険はいらない!

「保険は当然入るもの」という誤解

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photo credit: bitzcelt via photopin cc

こんにちは。今年度から新入社員のませけーです。

新入社員といえば、保険屋さんの格好の餌食です。まだ右も左もわからない社会人一年生にどこからともなく保険のセールスマンが近寄り、「もう社会人なんだから万が一に備える保険くらい入らなきゃね」とか「みんな入っているからね」などの台詞でいろいろな保険を勧められます。

「え、入るものだと思って言われるまま入っちゃった!」というあなた、ちょっと早計だったかもしれませんよ!

保険というのは歴とした「金融商品」です。仮に月々5,000円払うとすると、10年、20年と払い続けて80歳で死亡するまで払った場合、合計で約300万円払うことになります。あなたは、そんな高額の買い物を、セールスマンの「みんな入ってるからね」の一言で決断してしまったのです。

保険というと、おそらくテレビCMの影響もあって「みんなが入るもの」「安心のお守り」というイメージが強いかもしれませんけど、本来はそんなことは決してありません。

保険の本質は「身震いするほどの突発的な支出」をカバーすること

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photo credit: Alex E. Proimos via photopin cc

そもそも保険は、滅多に起ることはないけれど、起きてしまったら自分の支払い能力を超える支出が伴う恐れがあることに対する備えです。

良い例が自動車保険でしょう。万が一人身事故を起こしてしまい相手を死亡させてしまった場合、何千万円というとんでもない額の損害賠償請求をされる可能性がありますから、そのリスクへの備えとして保険が重宝します。

まさか損害賠償のために何千万も貯蓄しているような人はいません。この例からわかる保険の本質を一言で言えば「身震いするほどの突発的な支出」に備える、ということでしょう。

入院、手術は「身震いするほどの突発的な支出」か?

それに対して、医療保険の保障内容はどうでしょうか。

  • 入院一日につき5000円
  • 手術につき10万円
  • 通院も保障

などなど、自動車保険の支払い額に比べると身近な値段です。預貯金がゼロならばともかく、そこそこの額の貯蓄がある人にとっては前述の「身震いするほどの突発的な支出」でしょうか。

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しかも、サラリーマンであり健康保険に加入していれば、高額療養費制度という制度が使え、月々8〜10万円(所得による)を上回った分の医療費は健康保険組合が負担してくれます。ある程度貯蓄のある人であれば、このような公的保険だけでも、保険の本質である「身震いするほどの突発的な支出」を補填する役割は果たしています。

つまり、テレビCMでよく流れているような医療保険というのは、現実には「保険」というより「安心のお守り」として売れているともいえるでしょう。

なんとなく、「漠然とした不安」に対して何百万円の保険を買っているのです。決して即決できるような代物ではありません。

もちろん保険に対する考えかたは十人十色

ここまで、医療保険なんていらない!!という説を語ってきましたけれど、やはり保険に対する考えかたは人それぞれです。

「貯蓄はあるけれど病気で切り崩すことになったら嫌だ」

「お金を貯めるが苦手だから貯蓄性のある保険で積み立てたい」

「公的保険は今後カットされてしまうかもしれないから頼らない」

などの理由で保険を買うのは決して悪いことだとは思いません。僕がこの記事でみなさんに訴えたいのは、勧められた保険、加入した保険が、本当に自分にとって必要であるか否かを今一度考えていただきたい、ということです。

その上で保険を契約するのもよし、貯蓄を「自分保険」にするのもよし、だと思います。保険を契約するにしても、必要最低限の保障内容を選ぶべきだと思います。

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