au回線のMVNO「mineo」がついに登場|iPhone4Sは非対応、iPhone5は実質非対応?

待望のau回線MVNO「mineo」が6月始動

20140523-mineo

以前は一部の人の間でしか使われていなかった「MVNO」や「格安SIM」というワードがじわじわと普及し始めています。現在はドコモの回線を借りたMVNOしかありませんけれど、6月からはそこにauの回線を扱う「mineo」が加わり、選択肢が増えることになります。今日はそんな「mineo」の紹介です。
http://mineo.jp/

「mineo」はケイ・オプティコムが運営

さて、MVNOはそもそもドコモやauなどの回線保有会社から回線の一部を借り、それをさらに僕らに貸し出すという仕組みです。
今まではドコモの回線しか貸し出しされていなかったところ、今回auの回線も貸し出しが開始された、ということですね。
そしてauの回線を借りたのがケイ・オプティコムという関西電力のグループ会社です。

auのLTE回線を月1GB使えて980円

さて、肝心のサービス内容は、といいますと、980円(税抜き)でauのLTE回線を月に1GBまで利用できます。
1GBを超えた場合も通信ができなるわけではなく、速度制限200KBpsで利用することができます。100MB/150円単位でデータ通信量を追加することも可能です。

データ通信に加えて通話をつけると1590円

さらに、mineoには通話付きのプランもあります。今まで契約していたドコモやソフトバンクやauからMNPを使って乗り換えれば、電話番号も維持することができます。

通話料は20円/30秒で、他のキャリアと同額です。通話料については、楽天でんわなどのサービスを利用することで半額に抑えることができます。MNPでmineoに乗り換えれば電話番号は変わらないので、現在楽天でんわを利用している方は特に気にせず乗り換えられるでしょう。

楽天でんわについての詳細は過去の記事をご覧ください。

スマホの電話代節約に決定打!番号を変えずに通話料が半額になる「楽天でんわ」が凄い!

【注意】LTEしか使えない。特にiPhone4S,5を使っている人は気をつけて!

photo credit: guccio@文房具社 via photopin cc

photo credit: guccio@文房具社 via photopin cc

さて、格安SIMの新たな選択肢として有力候補に上がったmineoですけれど、実は落とし穴、、というか気をつけなければならない点もあります。

それは、利用できる回線がLTE回線のみだということです。

いままでのドコモ回線のMVNOでは、LTEに接続できないところでは自動的に3G回線に切り替わる仕組みになっていました。しかし、mineoでは、auのLTE回線に接続できない場所では、「圏外」となります。

auはいわゆるプラチナバンドと呼ばれる繋がりやすい周波数帯(800MHz)を拡充してきました。人口カバー率も真偽は不明ではあれ信用するとしたら99%ですから、LTEだけでもまあ大丈夫、のように思えます。

そう、大丈夫かもしれません。あなたのスマホがプラチナバンド(800MHz)の電波に対応していれば!

そう、3G回線にしか対応していないiPhone4Sはもちろん使えませんし、僕の使っているiPhone5は、LTEに対応しているものの、プラチナバンドに対応していないのです。おそらく、mineoのSIMがまったく使えないということはなくても、建物の中などにいるとつながりにくかったり圏外になってしまう可能性が考えられます。(ちなみに公式HPの対応端末一覧にiPhone5は非表示。使用は自己責任で)

個人的には熟慮が必要

というわけで、auを一途に使い続けてきた僕にとって朗報かと思いきや、落とし穴が見つかってしまい、ちょっと残念な感じです。

現在、僕は節約のためWiMAX2+を持ち運んでおり、iPhone5はデータ通信の定額をやめてWifi運用しています。データ通信の定額をやめたとはいえ、auの回線は基本料が900円ちょっとかかります。

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ですから、mineoに乗り換えたところで支払い額はたいして変わりません。ちょっと出かけるときにもルーターを持ち運ばなければならない、忘れるとただの電話機になってしまう、という現状よりは、プラチナバンドに繋がらなくとも、外でLTEに繋がってくれるmineoに思い切って乗り換えるのも手だな、なんて思ったりしています。

総務省の指導によってキャッシュバック紛争は落ち着き、各キャリアが既存の顧客に対して少しは報いてくれるかもしれない、という淡い期待も残っているので、しばらくは様子を見ようと思っています。

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