参議院選挙でのネット選挙解禁に向け準備が進む
今年の参議院選挙でインターネットを使った選挙活動が解禁されるのを前に、ネットインフラの整備が進んでいます。各党、候補者の主張をわかりやすく比較できる環境が整えば、わざわざ暑いなか街頭演説を聞きに行かなくてもよく、それでいて今までよりも政策についての理解が深まるかも?なによりも、ネットに馴染みがある若者、”ネット世代”の投票率の向上にも効果がありそうです。
TwitterをはじめSNSなどの情報の信ぴょう性は?
しかし、以前の記事(ネット選挙解禁!メリット・デメリットは?)でも紹介したように、ネットでの選挙活動にはリスクも存在しています。
赤の他人が候補者や政党になりすまして情報発信をする危険性が指摘されていたツイッターは5月21日、「政党公式アカウント」に対して認証済みマークでお墨付きを与え、情報の信ぴょう性を確保しました。これで「マークがついていないアカウントはニセモノです!」と言い切れるようになりました。ちなみに現在の与党、自由民主党のツイッターアカウントはこちら。
こんな感じになっています。
今後は候補者それぞれにもこのような「公式」マークがつくのでしょうね!
ちなみに最近勢いをましているLINEについても、公式アカウントの認証を終えているみたいです。
セキュリティ対策も進む
同時に、ホームページを乗っ取られてしまうリスクに対しての取り組みも始まっています。ヤフーは不正アクセスを防ぐ「サイバーセキュリティサポート」というサービスを提供し始めました。このように、ネット選挙はITの新しいマーケットを開拓することにもなっているみたいですね。
”ネット世代”を民主主義政治に参加させる
若者の投票率が低い現状を打破するという点で、”ネット世代”が馴染みの深い媒体を使って選挙活動をするというのはとても効果的な気がします。情報の信頼性を高めた状態でネット選挙を解禁することができれば、投票率にも結果が反映されることだろうと思います。
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