Apple純正のライブアプリ「MainStage 3」
こんにちは、ませけーです。今日紹介しますのは、AppleのMac用アプリ「MainStage 3」です。
このアプリは、もともとはAppleのDAWソフトであるLogicから派生したものです。Logicは音源制作ソフトですけれど、このMainStage 3はアプリ名も示唆しているように、ライブ演奏に必要な音源やエフェクトだけを詰め込んで、演奏時に操作しやすいユーザーインターフェースにまとめあげたものです。
とにかく“演奏すること”だけを考えた設計
さて、冒頭にもお話したように、MainStage 3はとにかく演奏することだけに特化したアプリです。ですから、LogicやSONAR、そしてCubaseのようないわゆるDAWソフトとは違って、録音することやそれを編集することは基本的にできません。
使い方としては、大きく分けて
- エフェクター
- MIDI音源
の二通りになるでしょう。
具体的には、オーディオ入力からギターやベース、ボーカルを入力してエフェクトをかけたり、MIDIキーボードを繋いで音源として使うことを前提に作られています。ですから、ユーザーインターフェースも下のスクリーンショット画像のようにまるで足元に置くエフェクターボードやアンプのヘッドのような感じに作られていたりします。
練習にも、本番にも使える優れもの
僕自身の使い方としては、普段は主に自宅での練習の時に使っています。自宅でアンプをガンガン鳴らすわけにはいきません。専用のシミュレーターを買うのもありですけれど、あまり高価なものを買うのも気が引けるし、それでいてある程度音作りもこだわって気分良く練習をしたいのです。
そんなプチ贅沢な自宅練習環境として、3,000円のMainStage 3はぴったりなのです。エフェクターのユーザーインターフェースはかなり直感的ですし、細かいパラメーターも自由にいじることができますので、思い通りの音作りができます。
そして、もちろんライブ本番にも使えます!僕自身もこれまでに何度か本番でも試してみました。普通にエフェクターとして使えるのはもちろん、コンパクトエフェクターとして買うと結構値の張る「ループステーション」などもMainStage 3には入っているので、飛び道具的に遊んでみたりできます。
ちなみに僕はDAWとしてCubaseを使っているので、MainStage 3を使うときもCubase用のオーディオインターフェイスCl2を使用しています。各種スイッチもMIDI入力として認識されます。完全な互換性があるのかはよくわかりませんけれど、基本的な操作はきちんとできています!もし同じインターフェイスを使っている方は安心してお使いください!
Macユーザーのミュージシャンには騙されたと思って使ってみてほしい
とにかく演奏することに注目したMainStage 3の値段は3000円。内蔵している音源、エフェクトの数だけをとってみてもこの価格は破格と言えるでしょう。使い方次第で非常に幅広いライブパフォーマンスができるようになると思います。僕自身も果たして未だこのアプリの何%くらい使いこなせているのかわかりません。
Mac、特にMacBookをお持ちの方には騙されたと 思ってインストールしてみて欲しいですね!なんといっても価格が3000円ですから。手軽に試すにはちょうどいい値段でありながら、使ってみるとその奥深さに驚愕すること間違いなしです。
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