就職のため引っ越しました
大学卒業、そして就職ということで、引っ越しました。もともと住んでいたところからはそれほど遠くないので、引っ越し業者を使わずに友人に頼んだり、自分一人で運んだりしました。
とはいえ、大きな荷物は重たいし、荷物の整理をしていたら思ったよりモノが多くて困りましたね。
服にしても本にしても、普段から使うものなんてそれほどたくさんは無いはずなのに、なかなか断捨離ができないんですよねー。段ボールを何個も抱えてアリのようにせっせと運びましたとさ!
6畳一間の寮生活。身の程を知る。
この引っ越しで、僕は身の程を知りました。
新しく住むところは、いわゆる「寮」です。トイレ、風呂が共同で、部屋は6畳一間。部屋には水道やコンロは一切ありません。ただ空間があるだけです。
いままでの学生生活で借りていた賃貸マンションと比べると、格段にレベルが落ちます。
なので、正直な気持ちをいえば、住居面での新生活への高揚感、期待感、ドキドキ感は希薄でした。むしろ、テンションはがた落ち。
「新人のくせに贅沢をいうな」とお思いでしょう。そうなのです、今までが贅沢だったのです。
誰からも文句を言われない、自分だけで完結する空間に4年間も身を置いていたのですからね。
ただし、親のすねをかじりながらです。両親が毎日働いて得たお金で、僕は随分と恵まれた学生生活を送ることができたのです。
そう。これからは「自分で稼いで、自分で生活していかなければいけない」というのが大きな違いです。
給与をまっとうに貯蓄、投資に当てながら、かつ賃貸マンションで生活するには、悔しいことに僕の初任給では物足りないのです。仮に、意地を張って住むことはできても、毎月の収支はトントンでしょう。貯蓄ができないような生活は絶対に良くないのは分かっています。腐っても僕は経済学部の学生でしたし、ファイナンシャルプランナーでもあります(3級ですけどね)。
こうして僕は、身の程を知りました。
やっと自立、独立できる喜び
それと同時に、これでやっと生活面でも、経済面でも親から自立、独立できるんだ、という喜びも感じています。
自分で食えるようになって一人前、という前提で言えば、僕の人生はやっとここから始まるのです。
その自分の人生の始まりの地としては、寮生活は悪くはないかもしれません。
もっと良い暮らしがしたい、ここから飛び出したい、という向上心をもたらしてくれます。そして飛び出すころには胸を張って良い暮らしができるようにしたいものです。
僕の独立に対する気持ちはもともと強く、今回就職するにあたって居住地の選択肢の中に「実家」がありながらも寮を選びました。
自分で稼ぎ、自分で生活し、自分で消費し、自分で貯蓄・投資する。
この目標が達成できることは素直に嬉しいです。
ゆったり、虎視眈々と頑張ります
もうすぐそこまで4月が迫っています。これからどんな日々が待っているのか想像もできません。
あまり肩に力をいれずに、しかし、目標にむけて虎視眈眈と、新生活を謳歌していくつもりです。
さあ、はじまるぞー。
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