人は本当に悲観の最中に株を買えるのか?ーとあるアラサー投資家の場合

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2020年6月、コロナ相場はひと段落?

コロナウイルス感染症は、人類の健康を脅かし、世界経済をどん底まで突き落としました。新興国を中心に拡大を続けていて、いまだに収束の気配はないようですね。ワクチンが本当に完成できるか、また、それがいつになるのかによっては、この先の経済回復のスピード感も随分違ってくると言われています。

そんな不安を尻目に、株式相場はぐんぐんと値を戻し、ナスダックに至っては史上最高値付近に迫っているわけですから、驚きです。

VIX指数も落ち着き、相場の面ではある意味平常運転に戻った、というよりバブルへGO?な感じがありますので、2月後半から5月末までのコロナショック相場における自分の投資行動を振り返っておこうと思います。

3月からの投資行動を振り返る

2月末、急落が始まる

コロナウイルスによる肺炎は、当初は主に中国国内のみで流行していて、欧米市場には殆ど影響がありませんでした。ニュースでも、「夏になれば収束に向かう」という楽観論が多かったように思います。

僕自身は基本的に頻繁な売買はしない方針なので、ふーん、程度でした。(コロナ自体は怖いですけどね。相場的にね。)

それが、アメリカでにわかに感染者が増えてきた2月後半に、急に崩れ始めました。

僕のポートフォリオの話をしますと、元々は2014年ごろからNISAで投資信託を積み立てをしていて、5年の満期にむけて徐々に利確してETFや米国個別銘柄に移行をしていました。そのため、口座には投入できる一定の資金がありました。

そんな中で調整が入ったので、「調整待ってました!」と待機資金の一部を使って買い始めました。

3月突入。バーゲンセール会場へ!

3月に入って、想像以上のペースで相場が崩れ始め、ニュースでも随分と騒がしくなってきました。アメリカでは連日サーキットブレーカーが発動し、1,000ドル以上下げたと思ったら翌日には1,000ドル以上戻すという、まさに異常事態。

こうなってくると、流石にいわゆる「調整」という生半可なものでは済まないぞ、という感覚が芽生えてきます。ただ、報道で「リーマンショック級」のような文言が踊り始めると、リーマン未経験の自分としては、「これが暴落というものか」と妙にテンションが上がっていました。原則はバイアンドホールド戦略(この後組み替え的なことをしますけど)のため、この時は毎日10万以上の勢いで資産が減り続けたものの、思ったほどは動揺しませんでした。

しかし、あまり現金を残さない運用をしていたこともあり、当時の心境は、「もう少し手元流動性を残しておけばよかった・・・」でしたかね。これは反省点です。

そして、この判断が良いか悪いかは正直分かりませんが、NISA期間が終わって特定口座に移管されていたインデックス投資信託から優先的に個別株式への乗り換えをちょこちょこと進めました。

ニューマネーはなかったものの、目の前のバーゲンセールを指をくわえて見ているのは耐えきれなかったのですね。短期で利確する予定はないので、税金面ではそこまで影響はないかと思っています。それよりも、JNJ、KO、PEPなどなど優良株が普段は滅多に付けない値段で、かつかなり高配当になっていたりしたので、徐々に資産の組み替えを行いました。

この段階で、2020年内の相場への投入金額を決めました。前半はボラティリティー高く、荒れると見て、多めに。年央から年末は復活を見込んで、少なめに設定。金額面で感情に左右されることがないようにするためです。

コロナ相場で最大のリスクテイク。火中の栗「ホテルREAT」を拾ってみた

現実世界ではロックダウンで悲壮感が漂う中、3月後半に底を打った相場は上昇し始め、4月を迎えます。

この頃、3月末あたりで日本の地銀が決算前の投げ売りを演じ、J-REATが鋭く下落していました。特にホテルリートは壊滅的でしたね。僕は逆張りで挑みました。

実物不動産の価値(現時点で、ですが)から考えるとあまりに悲観的な値付けになっていたことと、ブランド力に裏打ちされた数年スパンでの需要回復を見込んで、ここはリスクの取り所と判断し、星野リゾートリートを29万円台で購入。投資単位が大きいこともあり、コロナ相場で最もリスクを取った取引でしたが、6月に入った現時点では50%以上の含み益となっています。結果的に底値付近で買えたので、今後底割れがなければ相当有利なポジションを得たことになります。分配は今期どうなるか怪しいですが、実績ベースでの配当利回りは約9%と、一時的な減配を織り込んだとしても、回復が楽しみな水準です。

さらに政府がGO TOキャンペーンで観光刺激策を打つため、恩恵を受けそうです。やるだろうなとは思っていましたので、発表後の株価上昇をみるに、尚更良いディールとなった可能性があります。

4月、5月は休むまもなく上昇相場

4月、5月は、徐々にボラティリティも落ち着いてきたので、3月までのように相場が気になる感覚も薄れてきました。ほかっているうちに、目立った調整もなくどんどん上昇。気が付けば2月末からの評価減もかなり取り戻しています。

「リーマン級」は貴重な経験

コロナ前後のポートフォリオの変化

コロナ前は長年積み立てたインデックス投信が資産の多くを占めていましたが、現時点では積み立てNISAとIDECOの楽天VTと、それ以外の日米個別銘柄で大体半々程度となりました。インデックス:個別 = 50:50です。

元々、順番に5年の非課税期間が終わる過去の一般NISAを個別銘柄やETFに組み替えるつもりだったので、それが前倒しになったイメージです。

「大暴落」がどんなものかわかった

何度も書きますが、僕はリーマンショックを知りません。当時は今回よりもじわじわと値を下げていったようですが、おそらく悲壮感という点では似たような雰囲気があったのではないでしょうか。

その、マーケットが悲観一色になっているところを20代のうちにリアルタイムで見られたのはとても良い経験になったと思います。もちろん、これから2番底がくるかもしれませんが、自分はそうなっても恐らく狼狽売りはせずに済むんだろうな、という感覚を得ました。個人的には、金融緩和の影響で2番底は想定していないのですが。。。

もし2番底が来ても、計画した金額で普段は高くて手の届かない銘柄を買い付ける事になることになると思います。

総じて、コロナショック相場はまだ運用金額が比較的少額な僕のような若手投資家にとってはとても良い経験になったのだろうと思います。総悲観の中で買う、という感覚がわかった気がします。

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