僕の考える資産運用のゴール【2020年7月】

このページでは、僕が資産運用をするにあたって目指すゴールについて記しておきます。綺麗事抜きで赤裸々に書いていきます笑

プロフィールは、こちらです。

資産運用に限らず、ゴール設定ってとても大事なんだけど、なんとなくで済ませてしまうことって多いですよね。僕もその一人です・・・。が、今一度その重要性に立ち返り、筆をとっています。

一方で、一度決めたら頑として変更しない、ということが必ずしも正でもなく、普段はモチベーション維持の一助として、状況変化に応じて都度見直していくものと捉えています。要は、柔軟さも必要ということですね。

では、現時点での僕のゴール設定、よろしければしばしお付き合いください。

僕の考えるゴール、ありたい姿

お金のための労働からの脱却

ド直球です。生活のため、お金のために働かなければならない状態から脱却したいです。なんだかんだ言って、今を生きる人間誰しもが、本音のところでは感じているのではないでしょうか?

なかなか普段真面目な顔では言えませんけどね笑

もちろん、働くこと、人様の役に立つことを真っ向から否定しているわけではありません。実際に、僕自身、現在は会社員として働いていて、お客様に価値を感じてもらい、感謝され、その結果としてお給料をいただいていることに対して満足しています。

また、今僕が勤めている会社はいわゆるブラック企業ではありません。むしろ、いい会社だなあと思っています。同僚との関係も良好ですし、そういう意味では恵まれているとも言えます。

なぜお金のための労働から脱却したいか?

では、なぜその満足している労働から脱却したいのか?それは、現時点では以下のように考えています。

お金のための労働から脱去したいワケ
  • 正直言って、労働者として一生食っていけるという自信がない
  • 納得できる仕事がしたい(仕事を選り好みしたい)

今の自分は、(というよりほとんどの会社員は)働くことをやめてしまったら生きていけない、という恐怖と隣り合わせだと思っています。

また、世の中は常に変化していきますから、現在自分を食わせているスキルが、いつか陳腐化して、価値を無くしてしまうのではないか、という恐怖も感じています。

人生100年時代だの、リカレント教育だの、いろいろなことが言われていますが、正直、70、80のお爺さんになってもその時代の最先端を追随していくのは、生物学的に酷だと思います。

僕の仕事は、今のところは、AIや自動化に食われる業務ではなく、むしろ残っていくだろうと評されていますが、20年、30年と考えると正直全くわかりません・・・。

足元でも、コロナウイルスの流行により今まで盤石と思われていた多くの業界が大きな打撃を受けていることを考えれば、未来というのは僕らが思っている以上に「不確実」なものですね。

その不確実性にうまく対応していかないと、生き残れないわけです。もちろんそのような努力はしていくつもりですが、要は、そこに盤石の自信はないのですね。情けないですが。

photo credit: swisscan via photopin cc

そして2点目は、納得できる仕事がしたいから。これは、自分がやりたいと思えない仕事を、生活のためにすることが嫌だからです。

裏返すと、過去に勤めた会社(金融系です)で、そういう仕事をしていた、あるいは、することを会社から求められていた、という経験からきているものです。

働くこと自体は嫌いではありませんし、その見返りに得られるものは金銭だけであるとも思いません。ですが、長期的に現在の比較的心地よい環境が持続するとも限りません。

もしそうなったとき、生活のため、食っていくために仕方なく、やりたくもない仕事をせざるを得ない状況に、自分を置きたくはないのです。

戦略

さて、お金のための労働から脱却してやる、と大見栄を切ったワケですが、それを実現するための戦略は、至ってシンプルです。

それは、次のようなものです。

お金のための労働から脱却するシンプルな戦略
  • 収入を最大化する
  • 支出を最適化する(最小化ではない)
  • キャッシュを生む資産を所有し、最大化する

このブログにたどり着く方の大半は、ロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん貧乏父さん」シリーズをご存知で、読んだことがあるかもしれません。

また、近年ミレニアル世代(1980年から2000年前後生まれの世代)でにわかに盛り上がりを見せているFIRE(Financial Independence, Retire Early)ムーブメントをご存知の方も多いと思います。

これらに共通しているのが、保有する資産からの収入、いわゆる不労所得に着目し、それを最大化するための行動を推奨しているということです。その行動は、入ってくるお金を大きくすることと、出て行くお金を最適な状態に抑え、その差額を資産に換えていくというシンプルなものです。

不労所得、と書いた瞬間にかなり胡散臭さがでてきますが、もう少し正確にいうとしたら、税法上の個人の所得のうち、給与所得以外の、配当所得、不動産所得、事業所得を増やそう、というものです。

日本でも、副業解禁は一つの大きなテーマになっています。副業は主に事業所得(あるいは雑所得や給与所得)の話ですね。

厳密には「不労」ではない所得(不動産は管理があります)も含まれますが、ざっくり言えば、労働時間が決められ、(コロナを機に変わってきてはいるものの)労働場所も決められ、仕事も決められている「雇用」という形からもたらされる「給与所得」ではない所得を得よう、ということですね。

上記のFIREを達成した方々も、ミニマリスト、とまではいかなくとも支出を最適に抑え、配当所得や不動産所得から経常的な収入を得て暮らしているパターンが多いように思います。

ちなみに僕は現在、配当金によるキャッシュフローに着目した投資に取り組んでいます。資産規模はまだまだ小さく、生活を支えることなど到底できないレベルですが、幸い僕はまだ20代後半で、時間と複利に多いに味方して貰えそうです。

このブログの提供価値

正直に申し上げて、僕自身の経験や知識からは、眼から鱗な情報はお伝えできないかもしれません。インターネット上には、僕よりも遥かに専門性が高く、わかりやすい解説をされている方々がたくさんいらっしゃいます。

そんな中で、このブログが皆様に提供できる価値は、次のようなものではないかと考えています。

このブログの提供価値
  • アラサー かつ平均的な年収の著者が目標を達成するまでの紆余曲折が垣間見れる
  • 反面教師、他山の石とできる笑
  • 僅かながら、知識や経験を共有できる

今のところ、これくらいでしょうね。少ない!笑

しかし、同じように平成初期生まれの30歳前後 で、平均的な稼ぎの投資家さん達、あるいは、これから投資家になっていくビギナーの方々に対して、こんな人もいますよー、という一例として見ていただくことはできるのではないかと思っています。

現実世界では、自分を含めてこうした価値観を表明している人は少数派ですから、このブログを通して志を共にしている方々と励まし合いたいなーという思いも持っています。

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