転がりながら広大な大地を流浪する植物「回転草」
現在アメリカ西部地方では面白い植物が大繁殖しているようです。その名も「タンブルウィード」。日本語では「回転草」です。
もともとはユーラシア大陸に生息していたものがアメリカ大陸に持ち込まれ、その驚異の繁殖力ですっかり定着してしまったのだとか。
名前の通り、風に吹かれるとくるくると回転しながら丸い形状になり、アメリカの広大な土地を旅します。そして、転がりながらそこら中に種をまき散らしていくというのです。
僕はニュースを見て初めて回転草の存在を知りました。ナショナルジオグラフィックの制作した動画が紹介されていましたのでここにも載せておきます。
動画「転がる草を追いかけて」
動画中には、家の周辺に溜まった「回転草」が映されていましたね。実は「回転草」は大規模な火災を引き起こす弊害も持ち合わせているので、対策が必要になってきているみたいです。
コロコロと転がっていく様子はとても牧歌的でおもしろいけれど、それだけでは済まされない問題も抱えているみたいですね。
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