ネット選挙解禁
安倍内閣が発足してから、具体的に夏の参議院選挙に向けてネット選挙を解禁する、という案が検討されていましたが、ついに最近動き始めているみたいです。今日はそのメリットやデメリットについて、個人的に気になっていたのでちょっと調べてみました。
メリット・改善点
メリットとして挙げられているのは
- 使い捨てられるポスターやチラシが減り、エコな選挙活動が実現
- 署名活動やアンケートが活発化
- 古い体制からの脱却
- 候補者の活動内容、主張が簡単にわかり、メディアに色付けされない情報が手に入る
- マニフェストの比較が簡単にできる
- コストが下がり、立候補者の幅が広がる
- 若年層の投票率が飛躍的に伸びる
このような項目が見受けられました。私の個人的な考えではありますけれど、若年層の投票率が上がることは間違いないと思います。今の大人が思っている以上に若者はインターネットを使いこなしていると感じますね。ただし、インターネットには多くの問題があることも確かで、以下に挙げるようにデメリット、問題点も多く存在しています。
photo credit: “CAVE CANEM” via photopin cc
デメリット・問題点
- 多くの人が見ることになる大手サイトの広告枠の争奪戦で裏金が動く
- 立候補者のあいまいな文章表現によって、有権者に誤解が発生する
- 情報の信ぴょう性が低い
- 誹謗中傷の多発
- なりすまし投票
- ネット上での取締強化により発言の自由が脅かされる
- ネットに関する知識量が当選に大きく関与する
このように、まだまだ対策するべき項目はたくさんあるようです。中でも情報の信ぴょう性については、ネット選挙を行なっていない現在でも大きな問題になっていますから、国の将来を決定づける議会の選挙においてはもっとシビアになるべきところですね。
メリット、デメリットについては以下のサイトを参考にしました。
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各自の情報に対する姿勢が大切
誰もがインターネットを利用できる時代だからこそ、一人ひとりがきちんと情報の信憑性を意識しすることや、むやみに誹謗中傷をしないなど、私達それぞれにもそれなりの責任が生じてくると思います。それでは、今日はこのへんで。
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2013年5月25日 – 追記
Twitterが情報の信ぴょう性を確保するために各政党に対して公式のマークを与えることで本物を見極められるようにしました。詳しくはこちら→【ネット選挙】政党公式ツイッターはこれで見分ける!|お墨付きで情報の信ぴょう性確保
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