疲れを癒すためのお酒?
どうも、みなさん今日もお仕事お疲れ様です。私も今日は慣れない仕事でなかなか疲れました。
帰り際に家の近くにあるコンビニで思わずビールを買って、さっきまで飲んでいました。お仕事をされている方は帰宅後の晩酌や、仕事おわりのちょい飲みなど、経験されているかと思います。
今日はこの仕事のあとのお酒、ストレス解消としてのお酒はほんとに効くのか、というテーマです。
このテーマ、恐らく多くの方が気になると思いますが、健康に良い、という意見もあれば、いやいや悪い、と言う人もいます。それぞれご紹介しますね。
酒が健康に良い訳がない!!という意見
まずは否定的な意見のほうから。
お酒を飲んで布団に入る、いわゆる寝酒、などについて、たしかにアルコールは入眠を助ける効果がありますが、飲み過ぎるとその後の睡眠のサイクルのバランスを崩すことになり、結果として疲労回復ができないようです。さらに、脳がアルコールの影響を受け、酔いが醒めたあと鬱の状態になるようです。そしてもちろん、二日酔いも決して健康に良いとは言えませんね。
酒でストレスは解消される!!という意見

photo credit: zoom_artbrush via photopin cc
それでは肯定的な意見も紹介します。
ストレス解消の仕組みには、脳内でのある物質の分泌が関係あるようです。
それが、ドーパミンとセロトニンです。
ドーパミンといえば楽しい!と思えること、興味のあることを目の前にした時に分泌される神経伝達物質です。アルコールを摂取することによってもドーパミンは分泌されるようです。これによって、とても楽しい気分になれるのですね!
もう一つがセロトニンです。
こちらは過剰な不安や恐怖などの感情を抑え、気持ちを落ち着かせる働きを持つ脳内物質です。つまり、この効果によってストレスを抑えるはたらきがあります。セロトニンはうつ病の治療にも利用されているほどです。
アルコールを摂取するとこの2つの物質が分泌されるため、ストレス解消や健康に良い、とのこと。
またほかにも、体を緊張させたり、心拍や血圧を上げるはたらきがある副腎皮質ホルモンやノルアドレナリンなどの分泌を抑える効果もあるんだとか。
つまりアルコールには、楽しい気分を盛り上げると同時に、ストレスで緊張した心身をリラックスさせる効果があるのです!
そして全ては「適量」がカギ
いかがでしたか?2つの対立する立場の意見を見て来ましたが、よく言われるようにどちらにせよ適量が一番大事です。でもどうせ飲むのであれば、「これによってドーパミンとセロトニンが出てストレス解消に良いんだ!」と自己暗示しながら飲んだほうが効き目も増えそうですよね!私もこれからはこう思いながらお酒と付き合っていこうと思います!それでは!
参考ページ
コメント