電子辞書が普及する時代の出版業
AmazonのKindle(キンドル)、楽天のkobo(コボ)など電子辞書が普及しはじめています。かさばらず、手軽に本を読める環境が整う中、従来の常識にとらわれない新しい小説が生まれるかもしれません。
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古今東西、作家デビューへの道
従来、作家デビューのルートは新人賞への応募や出版社への持ち込みが一般的でした。
しかし、今は、世間に小説を出すために、わざわざ出版社に頭を下げて持ち込んだりしなくても、誰でも手軽に電子書籍という形で出版できる環境が整っています。
ある作家は、小説を定価500円で 電子書籍として売りだしたところ、9000ダウンロードを達成してネットで大反響を呼び、それが出版社の目にとまって紙の本を出すことになったそうです。
コストがかからないから、冒険できる
電子辞書は、出版するのにほとんどコストがかかりません。ですから、出版する側からしたら、今まで紙面ではできなかったような挑戦もできるとても画期的な媒体に映るみたいです。電子辞書ならではの、従来の常識にとらわれない本が、続々と生まれてくるかもしれません!
かく言う私は電子書籍のデバイスを持っていません。きっと本は紙じゃなきゃ!ページをめくるあの感覚がいい、というポリシーの人も多いはず。電子書籍と紙の本との住み分けをうまくすれば、電子書籍と紙の本が需要を共食いせずに出版業界全体として盛り上がるかもしれませんね。
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