新しいGoogle マップが招待制で利用可能に
最近、グーグルマップのページを何気なく見ていたらこんな表示がありました。「新しいGoogle マップ」とはなんだ!?
とりあえず「新しい」とか「アップデート」とかいう響きに弱い僕は詳細を見ることにしました。
こちらにリンクも載せておきますのでまだチェックしていない方は御覧ください!
こちらにアクセスするとまずでかでかと「新しいGoogleマップへようこそ」との文字が目に飛び込んできます。しかし、これで使えるわけになるのではなく、この新しいGoogleマップ、招待制になっているらしいのです。招待制とはいっても「招待をリクエスト」のボタンを押せば誰でも使えます。
というわけで早速招待されることにします。リクエストボタンをクリックするとメールが届き、新しいGoogleマップの準備が整います。
実際に地図を見てみましょう。
第一印象は、「地図が広くなった」
まずこちらが従来までのGoogleマップの画面です。
そしてこちらが今回新しくリニューアルされた画面。
いかがでしょうか。画面に占める地図の割合が若干大きくなりました。この画像ではすでに検索結果が表示されていますが、なにも検索していない状態だと下の画像のような感じになります。上部にあった検索窓が地図上に浮いた状態になり、より地図を表示する領域を稼いだ感じになっています。
使い方ガイドのツアーで機能をチェック
新しくなってなにが変わったのかを知るために、使い方ガイドにしたがってみましょう。まずはお馴染み検索ボックスから全ては始まります。ガイドの通り、「寿司 六本木」と検索してみます。
するとこのように六本木周辺のいかにもお高そうな寿司屋がずらりと地図上に表示されます。そのうちの一つをクリックしてみます。
店の中まで見せちゃう「おみせフォト」
すると、検索ボックスの下に情報カードと呼ばれるものが表示され、店の住所などの詳細が表示されます。その下には周辺のストリートビューや写真、そして「おみせフォト」が表示されています。さて、この「おみせフォト」というのが新しい仕組みです。文字通り、おみせの中が覗ける仕組みです。これで来店前に店の雰囲気までわかってしまう、ということですね。現時点で対応しているお店はあまり多くはありませんが、今後対応店舗も増えていくことでしょう。
生活に溶け込むGoogleマップ
従来のルート検索機能もブラッシュアップされており、「ここに行きたい」「渋滞状況をしりたい」というニーズにもしっかりと答えられるようなインターフェイスになったと思います。渋滞状況を反映させたルート案内などはとても直感的に表示できるようになったと思います。今後はiOSやAndroid向けのアプリが夏ごろに発表されるみたいなので、ポータブル端末特有の機動力をどのように活かしたアプリになるのかが楽しみです。
Google Earth との連携
おみせフォトはかなり身近な機能でしたが、逆に宇宙規模の機能も存在します。それが、Google Earthとの連携です。地図左下の「地球」という部分をクリックすることで今までのGoogleマップでいうところの「航空写真」表示をすることができます。しかし、ただの航空写真ではなく、新しいGoogleマップでは3D表示に対応しており、下の写真のように宇宙から地球を俯瞰してみることもできてしまいます。Google Earthの専用アプリケーションではなくブラウザでここまで見ることができるのはびっくりです。
ある程度のスペックは必要
このように、従来のGoogleマップから進歩を遂げたのはよいのですが、その分、当然ながらパソコンへの負担は大きくなっています。とくに3D表示をする場合は結構負担が大きくなりますので、事前にシステム要件を確認しておくと良いでしょう。ソフトウェア的な要件は以下のとおりですが、グラフィックスなどハード的な要件もかなり関わってくると思うので、あまりに古いPCだと新しいGoogleマップは使えないかもしれません。ご注意ください。
パソコンで Google マップのすべての機能を使用するには(3D 画像も含む)、次のシステム要件を満たす必要があります。
- 次のいずれかのブラウザの最新バージョン:
- Google Chrome(Windows および Mac)
- Firefox(Windows および Mac)
- 次のオペレーティング システムのいずれか:
- Mac OS 10.8.3 以降
- Windows Vista、7、8
- Chrome OS
- 最新のビデオ カード ハードウェアおよびドライバ
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