新海誠監督の「言の葉の庭」を観てきた!
言の葉の庭、観てきました。新海誠監督の作品はどれも美しい描写で大好きです。前作から二年前を経ての新作で、新海ファンの僕はワクワクしながら観てきましたよ!残念なことに、メジャーな映画館では上映がなく、ちょっと街外れの映画館までいかなければいけませんでした。まぁ、新海映画のためならなんのその!ですがね!
リアルな描写が好き
今回も前例にたがわず綺麗な映画でした。CGをふんだんに使った描写はまるで実写のようで、それでいて実世界の汚さが排除されていてとても神秘的な印象を受けます。新海映画に度々登場する電車の描写や空の描写はピカイチです。思わずため息がでちゃうくらい。
心情を語るストーリー展開が好き
そしてもう一つ好きなところは、ストーリーの進め方。
映画にもいろいろ表現方法はあって、登場人物に密着して、登場人物どうしの会話で物語が進むものもあれば、完全に俯瞰して客観的に進むものもあれば、登場人物の内面を晒しながら進むものもあります。
新海作品の特徴は、登場人物の内面を晒しながら、苦悩を心の声として語るというところだと思っています。登場人物の会話で進める手法と似ているものの、会話はあくまでも表面的なもので、声になる前の登場人物の思考まではわかりません。
実際に僕らが生活する時に直面するのは、まず自分の内面であることを考えると、この手法はとってもリアルなものだと言えます。
それぞれが抱える苦悩をかなり私的に、そして詩的に語る描写は、リアルに胸に突き刺さります。
満足!え、もうブルーレイ出てるの??
というわけで、今作も大満足でした!
そしてこの言の葉の庭、なぜかもう既にブルーレイがサウンドトラック付きで発売開始しているようです。やはりメジャーな映画とはちょっと売り出し方が違うのかもしれませんね。しかし、DVDではなく高画質なブルーレイで見ることができると、この映画の良さが引き立ちますね!
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