ソフトバンクがMVNOへのLTE回線の提供開始へ!
このブログでは、以前からMVNO(仮想移動体通信事業者)についての記事を書いてきました。
MVNOの説明のなかで、「現在はNTTドコモの回線のみが解放されている」とお伝えしましたけれど、ついにソフトバンクもMVNOへ回線を提供開始するようです!今春に総務省に申請し、許可が下り次第MVNOへの提供を始めるようです。きっと少なくとも2014年内には実現するでしょう!
これは面白くなってきた!
ソフトバンク、LTE回線卸売りへ NTTに揺さぶり :日本経済新聞
ソフトバンクの参入で格安SIMのプランにさらに選択肢
ソフトバンクがMVNOへ回線を提供することでなにが起るのかといえば、
- 格安SIMプランに選択肢の増加
- 価格の下落
- サービスの拡充
でしょう。現在BIGLOBEやOCNなどのMVNOはドコモの回線の一部をまとめて借りて、消費者に提供しています。いわば、ドコモが独占して貸し出しているのが現状です。
ソフトバンクが回線の貸し出しをはじめると、単純に考えればMVNOの選択肢が増え、さらに僕ら消費者が契約するプランの選択肢も増えるわけですね。
そして、貸し出しの独占が終わるので、価格もジワジワ下がっていくでしょう。現在ケータイ料金が高止まりしているのを見ると、劇的な下落はないでしょうけれど、独占状態よりは二社以上の寡占、競争状態になるほうがよいです。
そして、競争の結果は価格だけにあらわれるものではありません。そもそも格安SIMは既に結構安い状態なので、現実的には現在の相場である1GB、一ヶ月約1000円という価格はそのままで、サービス内容が良くなる方向に進むのではないでしょうか。たとえば同じ1000円でデータ通信量が1.5GBとか2GBとかね。
速度は最低でいいから月々100円!!とかももしかしたら出てきちゃうのかもしれません。
日本全体がインフレを狙っているこのご時世に「価格をとことん下げろ!こんなに利益出してるんじゃねえよ!コラ!」とは思いませんけれど、サービス面での適度な競争は起ってほしいかな、と思います。
ちなみに、僕はBIGLOBE LTE・3Gを利用しています。契約から設定、回線速度の測定、無料でついてくるWi-Fiスポットの設定まで、全部入りのレポート記事を書きましたので是非ご覧ください!
SIMフリーのiPad mini Retinaに月額980円の格安SIMカード「BIGLOBE LTE・3G for イオン」をセットアップ!
コメント