モニターヘッドホンMDR-CD900STレビュー|プロ御用達のモニターヘッドフォンをレビュー

SONY MDR-CD900STはモニターヘッドフォンの定番

今日は私がDTM用に購入したモニターヘッドフォンMDR-CD900STを紹介します。ちなみに2013年4月19日現在、アマゾンでは15000円前後で売られているみたいですね。

はじめにお断りしておきますが、私は音楽業界の関係者でもなく、そして特別に音感が良かったり耳が良いわけでもないので、完全に素人の目線・主観での記事になります。したがって、専門的な内容をお探しの方には満足していただけないと思われます。

逆に、DTM素人でこれから機材を探す方や、2000円クラスの環境から卒業してちょっと良いヘッドフォンが欲しい、という方には参考になるかもしれません。ご了承くださいませ!

プロが認めるヘッドフォン

MDR-CD900STは、一言でいえば、プロ御用達のモニターヘッドフォンです。モニターヘッドフォンというのは、「モニター」という名前からもお分かり頂けるように、レコーディングの際の録音チェックに使われるものです。

日本では多くのレコーディング・スタジオで使われており、業界の中では非常にシェアが高いみたいですね。

もともとはソニーが自社スタジオ向けに開発したものらしいのですが、使っているうちに外部の人からも評価されるようになり、一般向けにも発売を開始したという経緯があるようです。

梱包は超シンプル

そんな人気者のMDR-CD900STではありますが、梱包自体はとってもシンプルです。真っ白な箱にヘッドフォン本体とちょっとした説明書が入っているだけ。この簡易梱包からも、MDR-CD900ST が消費者に媚びる必要のない業務用の商品であることが伺えます。

外観も至ってシンプル

シンプル!

外観はこんな感じです。発売開始されてからほとんど変わっていないシンプルなデザイン。飾り気の無さはやはり業務用だからでしょうかね。

思ったよりも軽い

重量も軽く、長時間使う場合、若干耳があたって痛い感じはあるものの、それほど疲れません。装着感についてはいろいろな方のレビューで評価がバラけているみたいですけど、私は不快感なく使えています。

果たしてどんな音質なのか

さてヘッドフォンで肝心なのは音、サウンドです。MDR-CD900STは、もともとレコーディングの際に細かいノイズやミスを洗い出すために開発されたモニターヘッドフォンですから、いわゆる「聞き心地のよい」音ではないことは購入前から覚悟していました。

実際に聴いてみると、確かに、今まで自分が使ってきたどんなイヤホン、ヘッドフォンとも違った印象を受けました。大きく分けて4つくらいのポイントがありますので、それぞれ見ていきましょう。

1.音が近い

まず、楽器と自分との距離がぐっと縮まる感覚があります。ボーカルは耳元で歌っているように聞こえるし、ギターもある意味イタいくらいに聞こえます。音楽的に一番オイシイ音域であるといわれる中音域が若干強く感じるのかもしれません。(音感がないため感覚で書いていますので、あしからず(^_^;))

これも歌やギターを録音する機材の性質としてうなずけます。次の項とも重なりますが、逆に言えば、高音、低音が控えめ?なのかもしれません。

2.低音がでしゃばらない

よく、リスニング用のヘッドフォンの謳い文句に「豊かな低音」という類のものがありますが、MDR-CD900STに関しては真逆の性質です。低音はおとなしく引っ込んでいる感じ。

私は普段、低音のブーストされたいわゆる「リスニング用」のイヤホンやヘッドフォンを使っています。いわゆるドンシャリ(低音と高音がブーストされた)の環境に慣れてしまっているということもありますが、それにしてもMDR-CD900STの低音はでしゃばらない印象です。

ただし、聞こえない、というわけではなく、ベースラインはかなり近くで聞こえます。

3.楽器が分離して聞こえる

その楽曲に詰め込まれたすべての楽器が聞こえてきます。これもモニターヘッドフォンとしての役割を果たす上で重要なポイントですよね。

DTMの場面でいうと「ハイハットは左の真ん中ちょい上あたりに置きたいな」とか「アコギは右側でちょっと後ろの方がいいかな」という各楽器の位置関係を決める際にはかなり使えそうです。

4.普段聞こえない音が聞こえる

私がMDR-CD900STを使ってみて一番感動したのは、今までのイヤホン、ヘッドフォンでは聴こえなかった音が聴こえたことです。

これは、よく聞くと女性の叫び声が、、、等のありがちな都市伝説のような話ではなく、演奏者の息遣いが聞き取れる、ということです。

ボーカルが息を吸う音であったり、ギターのフレットと指がこすれる音、そして表情豊かなスネアさばき、といったミュージシャンの生きた演奏が聴こえてくるのです。これに気づいた時には、音楽ファンとして至極の喜びを感じましたねー。

素人からみたMDR-CD900STの印象

photo credit: Roger Smith via photopin cc

photo credit: Roger Smith via photopin cc

では最後に、私のような素人からみたMDR-CD900STの印象についてまとめてみましょう。

ここまで読んでいただいた方はお分かりのように、MDR-CD900STはいわゆる聞き心地のよさを求めた「リスニング用」のヘッドフォンではなく、ノイズや演奏ミスなどの「粗探し」をする目的で作られたモニターヘッドフォンです。

つまり、もしもあなたが重厚な低音や包み込まれるような臨場感を求めるのであれば、MDR-CD900STはベストな選択ではないでしょう。

逆に、普段から楽曲に参加しているすべての楽器を意識して音楽を聴くような人には最高のリスニング環境であると思います。(例えば私はスネアの音が良いとかなりテンションが上がります。)

音楽好きとして、楽器好きとして、それぞれの楽器の演奏に注目して聞きたい人は、MDR-CD900STを買って満足できるのではないかと思います。もちろん、各楽器を意識して聴ける、という理由からDTMでも活用できることは間違いないですね!

アマゾンへのリンクは下の画像からどうぞ。アマゾンでも多くの方がレビューされていますから、そちらも参考になると思います。

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コメント

  1. ゆう より:

    初投稿です!記事をいつも読ませて頂いてます^^
    僕もMDR-CD900ST使っていますが4番には大共感ですね!
    他のモニターでは聞こえないと言うわけでわ無いが、これで坂本龍一を聴いた時にピアノのダンパーペダルの音に気付いた時は感動でした

    • ませけー より:

      コメントありがとうございます!ダンパーペダルの音はまさにピアニストの呼吸音ですよね!この記事で書いた印象は、おそらく聴く音源にもよるんでしょうね〜。ちょっと古めの曲を聴くとある意味で「粗さ」が残っていて、それが逆に良かったりします(^^)