ドメインとはなにか
昨日の記事で「ドメイン」という単語を扱いました。簡単に説明はしましたが、ひとつの記事として扱い得るものなので今日はちょっとだけ解説してみます。「ネットとかちょっと苦手。。。」っていう方にもできるだけわかって頂けるように書いたつもりなので、ぜひ読んでみてください。
ドメイン=ネット上の住所
ドメインの正体は、ズバリ、ネット上での住所です。例えば、このページのドメインである「mase-k.com」というアドレスは、「mase-k.com」=「202.16.xx.yyy」(xとyは数字)と言い換えることができるのです。この、いかにもわかりにく数字の羅列のことをIPアドレスといい、ネット上での住所、番地であると考えてください。普段、私達が「xxxxx.com」とか「yyyyy.co.jp」というURLを入力しているのは、実はもともとは数字の羅列であるIPアドレスを、私たち人間が覚えやすいように文字列に言い換えたものなのですね。
では例えば、「124.83.187.140」というIPアドレスをブラウザ上部のURLボックスに入力して、アクセスしてみてください。きっとYahoo!につながると思います。ちなみに「173.194.38.88」と入力するとGoogleにつながりますね。どうです?不思議じゃないですか?
DNSサーバーの役割
さて、私たちはわざわざ覚えにくいIPアドレスではなくて、yahoo.co.jpと入力するだけでページにアクセスできるわけだけれど、では誰が、「yahoo.co.jp」という文字列を「124.83.187.140」というIPアドレスに変換してくれるのでしょう?とても面倒な仕事ですよね、これ。
普段なかなか注目されずに縁の下の力持ちをしているのが、DNSサーバーというものです。Domain Name Systemの略で、簡単に言うとネット上のタウンページ的存在であると言えます。具体的に何をしているのかを見て行きましょう。
私たちが「yahooのページが見たい!!」と思ってブラウザに「yahoo.co.jp」と入力すると、これはまずDNSサーバーのところに送られます。そしてDNSサーバーはネット住所録の膨大なデータベースのなかから「yahoo.co.jp」のIPアドレスをピックアップして、「yahoo.co.jpは124.83.187.140です」と教えてくれるのです。私達はその住所を訪ねることによって、晴れてYahoo!のページにたどり着くことができます。
DNSの仕組みを図解してみよう
これを図解してみるとこうなります。下手くそなスライドですが、ちょっとご覧ください。順序としては、
①DNSサーバーに行きたいページのIPアドレスを尋ねる
②DNSサーバーから住所を教えてもらう
③満を持して教えてもらった住所に突撃する
という順番で、目的のページにアクセスすることができるんですね!どうです?ちょっとは分かっていただけましたでしょうか?
もっと細かいこともあるのかもしれませんが、大枠はこれで合っていると思います。笑 これ以上の細かいところは本当にマニアックで専門的な内容になると思うので、僕も理解が及んでいません(^_^;)
まとめ
いかがでしたか?ドメイン、DNSサーバーについて、ちょっとはイメージしていただけましたか?ネットって、もはや現代人にとって必要不可欠なインフラになっているのだけれど、なーんか仕組みが不透明で、わかりにく側面もありますよね。実際僕も全然わかっていないことだらけです。
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