高齢者の定義は?
高齢者の定義を再検討する動きがあるようです。確かに、日本は世界トップクラスの長寿大国なわけで、生活環境や医療の進歩により寿命も昔より遥かに伸びています。健康志向も広く定着しており、60歳を過ぎてもエネルギッシュに活動している方がたくさんいるのが現実。
近年、身体能力の高い高齢者が増えており、「前期高齢者は、高齢者と呼べない集団ではないか」(国立長寿医療研究センター研究所の鈴木隆雄所長)などの指摘も出ている。このため、老年医学会などは専門家15人による検討会を設け、高齢者の再定義ができないか、検討を始めた。1年ほどかけて見解をまとめたい考えだ。ただし、「社会的、政策的にインパクトが大きい」との意見もあり、定義変更の長所、短所も含め議論する。
ここで定義を変更すると年金など政策的にかなり混乱が予想されるでしょうし、安易には変えられないところかもしれませんが、どのような結論を導き出すのか興味深いところですね。
65歳はもう「高齢者」じゃない? 学会が定義を再検討 (朝日新聞デジタル) – Yahoo!ニュース
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