世界文化遺産「富士山」への入山料は妥当との意識
今年の夏に富士山入山者へ任意で行われた入山料の徴収。そのアンケート結果が発表されました。
静岡、山梨両県は6日、富士山の夏山シーズンに実施した入山料(富士山保全協力金)についてのアンケート結果を発表した。入山料の妥当な金額として2000円未満との回答が55・4%に上った。今夏は1000円を目安に任意で徴収したが、7割近くが支払い義務化を望んでおり、平等に比較的低額な負担を受け入れる登山者の意識が浮かんだ。
富士山:入山料、78.7%賛成 「2000円未満が妥当」55.4%−−登山者アンケート- 毎日jp(毎日新聞)
記者提供資料富士山保全協力金アンケート調査結果(速報)(提供日:2013年9月6日)
富士山保全のため8割の人が入山料を課すべきと考えている
今年世界遺産となった富士山には来年以降も多くの観光客が押し寄せることが予想されており、もとより問題視されていた環境保全について入山料をとって対応するというプランが試験的に実施されたわけですね。
今回の結果を見る限りでは訪れる人の大半は富士山保全のために1000円くらいなら払ってもいいよ、と考えていることがわかりました。
来年以降はこの入山料をつかってゴミ処理をはじめとする富士山保全の対策が賄われることになるでしょう。
よかった、と思う反面、これほどのお金をかけて対策をしないといけないくらいマナーが悪い、ということですから、自然の中へ踏み入っていく人間のマナーをもう一度考える必要がありそうです。
コメント